GR Party で考えたこと:GRシリーズの今後2
1では、GRシリーズが本当に続いていくのかという話をしましたが、ここではこれだけの熱狂的なファンがなぜ存在しえたかを私なりに分析してみたいと思います。
ひとついえるのは、GRDシリーズが消滅することになれば、今回のGR Partyのような熱狂的な盛り上がりは、まずありえないだろうということです。
これは私の持論ですが、熱狂的なファンを生み出す商品というのは、他を寄せ付けない優れた性能が必要である一方、その必然としてほかの製品の多くが持っている利点が損なわれていて、使いこなしを求められる「必要がある」と思うのです。
話はそれますが、以前私が乗っていた初期型のプリウスは、乗り心地がよく、静かで、燃費がよく、小回りが利くという、それまでの車ではなかなか両立しなかった機能を持っています。
一方で、よい燃費を得るには普通の車以上に運転にコツが必要だったり、エンジンパワーが弱くて高速安定性が悪く、うまく走らせるにはコツが必要だったりと、使いこなしを運転手に求める側面もあります。しかし、だからこそ多くのファンがいて、互いに情報を交換し、その情報を運転に反映させていくという「取り組み」が浸透していきました。
ハイブリッドカーも機能が上がって、そういった使いこなしを要求する側面がなくなってくると、ファンの熱の入れ方も減ってきたように思いました。
GRDは、優れた描写性をコンパクトなボディーで実現させたことと引き換えに、単焦点レンズでレンズ交換不可・便利機能はなしという、機能の絞込みによって「使いこなし」を要求される側面も持ち合わせていると思うのです。
ただ、だからこそ熱狂的なファンが存在するというのは先ほど述べたとおりで、GXRにカメラユニットでは、「じゃあカメラユニットを交換すればいいじゃん」という「逃げ」ができてしまう可能性があるわけです。
もちろん、GXRもまだまだ「不便(爆)」な部分はありそうですし、それゆえに使いこなしを必要とする場面も出てくるかもしれません。ただ、GRDほどではないかなというのが、私の考えるところです。
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