今月は祖母が亡くなって10回目の命日です
そういえば、父方の祖母が亡くなってから、今月で10回目の命日になります。
父方の祖父は私が生まれたころというより、父が幼いころすでに故人だったので、その祖母が最初の私の身近な肉親の逝去となりました。
祖母には幼いころからかわいがってもらいました。私は昔は地方に住んでいたのですが、盆休みのときに親の帰省に連れられて当時の祖母の家に行くと、私の好物を用意して待っていてくれたものでした。
私がプリウスを買って、乗り始めたころ、祖母は私の親の家に一時的に住んでいて、私も親の家に一時的に住んでいました。祖母は私の車を見て、「いい車だ、いい車だ。」と、こっちが照れるくらい褒めてくれました。
プリウスは当時の車としては斬新的なデザインだったので、祖母はそう思ったのかもしれません。当時のプリウスは小回りが利く5ナンバーのカローラサイズをスタイリッシュにまとめ、一クラス上の室内空間を伴った、ハイブリッドだけでは語れない先進的な車でした。
この車だったら、大人4人が快適に乗れると思います。タクシー用にもぴったりではなかったでしょうか。プリウスを語るとき、ハイブリッドシステムや燃費だけにとらわれがちで、それは確かに重要ではあるのですが、それはあくまで一部であり、21世紀の車はどうあるべきかを具現化したシステムが、プリウスだったわけです。
そんな祖母も故人となり、その後時は流れ、プリウスもモデルチェンジを重ね、当時とは似ても似つかない、ハイブリッドシステムや燃費だけの車になってしまいました。
搭載されているハイブリッドシステムは躍進的な進歩を遂げましたが、それ以外はむしろ退化してしまい、後席の快適性は無視され、荷物も載らず、奥さんもプリウスのタクシーは避けて乗るようにしているそうです。
そんな状況を祖母が草葉の陰からどう見ているのかはわかりませんが、祖母のことを思い出すと、いつもプリウスに乗っていたころを思い出します。
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