American Feeling by Circus
先日、音楽番組でサーカスの「アメリカン フィーリング」を久しぶりに聞きました。
本当に久しぶりに聞いたのですが、私が以前聞いてイメージしたものと、ちょっと違うことに気がつきました。
おそらくそのとき私が聞いたのはこんな最近の「アメリカンフィーリング」だったと思います。
しっとりとしたタッチは、これはこれで悪くないのですが、和音の動きが単調に感じました。
私が昔聞いたアメリカンフィーリングは、もっと声と声が絡み合って、なんともいえないハーモニーをかもし出している気がしました。
そうそう、私がイメージしていたのはこんな昔の「アメリカンフィーリング」です。
特に最近のアメリカンフィーリングを聞いていて物足りなかったのは、さびの部分の「今私はコバルトの風 フィーリングインアメリカ インアメリカ」のところで、男性の声が「アメリカ」と遅れてかぶさるパッセージが最近のアメリカンフィーリングにないところです。
最近のアメリカンフィーリングを聞いていても、ないはずのこの男性の声が空耳で聞こえるくらい、この曲を聴く私にとって重要な旋律のひとつです。これがないのは、ちょっとさびしいですね。
ほかに違いとしては、昔のアメリカンフィーリングが意外と振り付けがダイナミックだというところはともかく、旋律の交わり方が昔のほうが複雑で、不協和音が破綻直前のきわどいところを狙っているという事です。
この曲といえば、昔テレビで英語会話を見ていたときに、休憩のときに流れている曲がこの曲だった気がします。当然英語です。ABBAが歌っていた気がしますが、定かではありません。
この曲が流行った背景には、「飛行機に乗る」「アメリカに行く」「アメリカに知り合い(恋人)がいる」という三つの現象が、当時の大衆の憧れの的だったということだと思います。中にも「エアメール」「エアポート」「窓の外はスカイブルー」といった、飛行機を連想させる単語をちりばめたところが、あこがれる心をくすぐるのだと思います。
今は誰でも飛行機に乗りますし、アメリカもいいのですが、カナダやヨーロッパが人気です。時代は当時とは明らかに違ってきています。ただ、海外に知人がいるというのはそうそうないですから、その辺でまだこの曲が健在でいられるかもしれませんね。
車の中でこの曲を聴いたことはないのですが、結構合うのではと思います。昔プリウスに乗っていたころ、飛行機に乗ったような乗り心地がすると思ったのですが、そんな乗り心地の車にぴったりかなと思います。
オデッセイもやはり、飛行機に乗っているような乗り心地で、この曲に合いそうです。プリウスと違うのは、それを全域(低速から高速まで)感じるところで、そういう意味では、プリウス以上にぴったりした曲かなと思います。
蛇足ですが、昔のアメリカンフィーリングの映像を見ていて、もうひとつ気がついたことがあります。
男女4人が並んで歌っているのですが、その間隔が微妙だということです。お互いに他人であればもうちょっと離れているでしょうし、恋人同士であればもっと近いであろう、非常に微妙な位置関係。
こんなに接近していてこんなに大きな振り付けしていて、よくぶつからないなと思うほど息ぴったりな踊り。まあ、血がつながった同士であれば、当たり前なのでしょうけど、おそらく仮に体が触れ合うことがあっても、そんなことを気にせずに歌うことができるのでしょうね。
そういうわけで、いろいろな発見があったアメリカンフィーリングでした。
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