キラキラした思い出
このての話題でよくあるのが、恋愛の話題ですが、例に漏れず私にもそういうことはありました。
高校1年の頃、クラスにいた女の子と、化学の時間中によく話をしていました。頻繁に席替えがあったホームルームとは違い、化学の時間はずっと同じ席で、彼女と隣同士でした。
実験とかも一緒にしてました。また、彼女には、化学の自習時間のときに、勉強を教えていたような気がします。
そのときもかわいいと思っていましたが、後で卒業アルバムを見ても、やっぱりかわいいと思います。
最初のうちは、不思議なことに、その授業中以外はまったく言葉を交わさずに、本当にそのときだけ会話をしていました。先生にも注意されませんでしたねえ。あきれられていたんでしょうか。
クラスのみんなも冷やかすでもなく、何するでもなく、黙ってスルーしていました。いえ、本当は一人だけこっそりと冷やかしている人がいたんですけどね。あまり広がりませんでしたね。
そのうち、班替えがあってホームルームの席でも隣り合うようになり、二言三言、ほかの場面でも会話をするようになりました。
その学年では「遠足」がありました。現地集合現地解散でしたけど。いくつかのグループに分かれて行動するのですが、彼女は同じグループでした。駅に着いてみんなでさあ遊ぼうと出かけたときに、振り返った先にこっちを見ている彼女の姿があったことだけ覚えています。
彼女はテニス部にいました。ブラスバンド部にいた私は、時々音楽室の窓越しに彼女がテニスの練習をするのを見ていました。
彼女との時間は、とても楽しかったです。
ただ結局、その彼女と付き合おうと言う感情が自分から芽生えることもなく、ただの友達でその高校の卒業を迎えてしまいました。
いえ、本当は「付き合おう」という感情があったのかもしれません。一回だけ彼女が私の夢枕に登場して、軽い調子で「結婚しよう。」って言ってましたから。
その、友達なんだけど、微妙に恋愛感情が芽生えるか芽生えないかの距離感が、この思い出がこのまま持続している要因なのだと思います。
時は流れましたねえ。
高校時代の彼女が本当は何をしているか、知りたい気もするのですが、自分からは特に動くこともなく、美しいままこの思い出は持続していく気がします。
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